環境報告
クレアンでは、管理部門である総合企画グループを主幹とする独自の環境マネジメント体制を構築し、環境負荷低減に向けて地道な取り組みを続けています。当社は、ISO14001などの認証の取得や、外部監査を実施する計画は今のところありません。東京本社、大阪支店を合わせて総勢40名弱の組織であることから、身の丈に合った実効性の高い独自のマネジメントの確立を目指しています。
OA用紙使用の最適化
コンサルティングサービスを提供するクレアンは、主にアウトプット(納品物)となる企画書や報告書等の資料を提出するために多くのOA用紙を使用しています。中期経営方針策定時に社会からの要請へのレスポンスとしてマテリアルな項目の分析を行った際にも、クレアンの事業形態としては他の環境側面と比較して、紙資源を使用する「原材料」の側面において最も環境に対する影響が大きいという結果が出ており、環境活動の中で最も重視して取り組むべき課題と捉えています。
2023年度は、ここ数年間自粛されていた対面での打ち合わせが復活の兆しを見せ、オンライン会議とリアル会議とのハイブリッド環境へと移行。資料についてはオンライン会議システム上での画面共有のほかに、プリントアウトおよびその配布という従来の方式に一部戻りつつあります。そのため紙使用量は前年度に比べ増加し、売上高原単位は低下しました。
OA用紙使用量と売上高原単位