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Sustainabilityマガジン(vol.18)2014.7.29号

クレアン Sustainabilityマガジン vol.18 (2014.7.29号)
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◇◆ 1. ごあいさつ
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いつも弊社メールマガジンをご覧いただき、誠にありがとうございます。
サステナビリティ・コミュニケーショングループの大嶺です。

暑い毎日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

昨今、企業のCSRご担当者様とお話しをする機会があるのですが、多くの
皆様より、「社内への(CSRの)浸透は、どのようにすれば良いのだろうか?」
とのご質問をいただきます。数年前の弊社主催の勉強会でも、「CSRを進める
上で、何が課題ですか?」との質問に対し、「社内浸透」とお答えになった
ご担当者様が多くいらっしゃった事を記憶しています。
(ちなみに、検索エンジンで「社内浸透」と入力すると、CSRの“社内浸透”
が上位に表示されます。これは意外です・・・(笑)。)

私が思いますのは、社内浸透と言った時、
・“どのような段階”での社内浸透なのか(例:CSRの立ち上げ期、安定期等)。
・“何を”浸透させるのか(例:CSRの概念、CSRと自社の関連性等)。
など、浸透という言葉をブレークダウンする必要があると感じています。

それらを明確にした上で、浸透させるための“手段”があるのではないかと
思いますが、その浸透策の一つに「ワークショップ」があります。

今年に入りいくつかの企業で(CSRの社内浸透のための)ワークショップを
担当させていただきましたが、その「熱さ」は素晴らしいものでした。普段議論
することがないようなテーマで、かつ、自社の将来を語り合うことが、参加
された方々には新鮮だったようです。

逆に、私が元気をいただきました。この「熱さ」で、「暑い」夏を乗り切りましょう。

「社内浸透」について、ご関心がありましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。


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◇◆ 2. Sustainability Column
◆◇   ~ NGOについての理解を深め、適切な関係構築を目指す ~
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日本企業のグローバル化が進む中で、日本企業がNGOからの申し立てを受ける
機会が増えてきており、どのように対応していくべきかというご相談を弊社が
受けることも近年増加しています。

日本の企業にとっては、NGOとはこれまで関わりを持つ機会が少なかったこと
から、NGOがどのような存在なのか実態を掴むことが、最初は難しいようです。
また、NGOから申し立てがあった場合に、どのように返答すればよいのかという
点もご担当者様を悩ませることが多い様子です。

「Business & Human Rights Resource Centre」というNGOをご存知でしょうか。
こちらの団体は、人権関連のトピックスに関して
NGOや他団体が企業に対して申し立てや問題提起を行った際に、
その対話のやり取りを集めて情報開示する取り組みを行っています。

こちらのリンクを見ていただくと、企業ごとに検索が可能となっており、
どのような問題を指摘されているか、企業側はどのように返答しているのかが、
見える化されています。
http://business-humanrights.org/en/find-companies

また、これらのデータを参考にして、
「地域としてはどこに人権課題が多いか?」
「どのようなNGO・団体が申し立てを多く行っているか?」
「人権課題としてもどのようなテーマが最近注目されているか?」
というような情報を分析していくことも可能です。

なお、申し立てに対して、最も避けるべきは「申し立てを無視すること」ですが、
それ以外にも、他の先進企業の返答内容から、返答する場合のポイント
を見出すことができます。

今回ご紹介した内容は一例ですが、弊社では様々なアプローチから、
日本における企業とNGOとの適切な関係性の構築に向けて
今後もご支援していきたいと考えております。

サステナビリティ・コンサルティンググループ 玉沖貴子


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◇◆ 3. クレアンからのお知らせ
◆◇   ~ セミナー等のご紹介 ~
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1.------------------------------------------------------------

統合報告セミナー「戦略の伝え方」を開催します!
 ■日時: 2014年10月10日(金) 午後開始予定(調整中)
 ■場所: (株)QUICK セミナールーム(日本橋)~

昨年末に、統合報告の国際フレームワークであるIIRC(国際統合報告評議会)
フレームワークが発行したことで、2014年度は、統合報告書を発行する企業が
増えるとともに、その内容も充実していくことが見込まれています。

今回のセミナーでは、統合報告書におけるポイントである「戦略」と「資本」
に焦点を当て、一橋大学大学院 伊藤邦雄教授にご講演いただくと共に、両者の
つながりを統合報告書上でどのように示していくかについて、ケーススタディ
による解説を予定しています。合わせて、今年度の統合報告書の全般的な
傾向についても解説を行います。

後日、あらためて、詳細なご案内をさせていただく予定です。


2.------------------------------------------------------------

サステナビリティ日本フォーラム(Sus-FJ)は、企業におけるダイバーシティ
の潮流を踏まえたマネジメントに関するワークショップを開催します。

昨年の勉強会では、ダイバーシティについて理解を深め、講師のパク様
より「ダイバーシティはマネジメントが大切である」という観点をいただきました。
http://www.sustainability-fj.org/seminar/130909/

今回は、2013年の勉強会を受講した方にどのように導入すべきかを考える機会
にしていただきたいと考えています。もちろん、ダイバーシティに関してさまざま
なセミナーが開かれていることから前回は参加できなかったけれどもダイバー
シティに関する理解は深まっている、といった方のご参加も大歓迎です。

 ■日時: 2014年9月3日(水)15:30~18:30(予定)
 ■場所: あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 
       新宿ビル3階会議室 東京都渋谷区代々木3丁目25-3 
       JR線 新宿駅 南口徒歩13分
 
詳細につきましては次回メールマガジンにてご案内いたします。

※サステナビリティ日本フォーラムは、弊社代表の薗田が事務局長を務めて
います。

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【 メール情報誌の名称: Sustainability マガジン 】

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