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Sustainabilityマガジン(vol.22)2014.11.19号

クレアン Sustainabilityマガジン vol.22 (2014.11.19号)
====================== http://www.cre-en.jp/

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◇◆ 1. ごあいさつ
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いつも弊社メールマガジンをご覧いただき、誠にありがとうございます。
サステナビリティ・コミュニケーショングループの秋山映美です。

11月に入り、寒さも増して、冬の足音が徐々に近づいてきていますが、いかが
お過ごしでしょうか? 

2014年の報告書制作がひと段落したこの時期、クレアンには、2015年の報告書
の準備や、CSR/CSV活動の現状分析についてのお問い合わせが増えてきました。
はじめてクレアンにお問い合わせいただいたCSRご担当者様とお話をしていると、
多くの方が、どうやって社内へ浸透させようか、と日々奮闘されていることが
わかります。
そのようなお悩みにお応えすべく、クレアンでは、11月25日(火)と12月2日
(火)の2回連続で、CSR担当になったばかりの方やCSRに関する直近動向を
もう一度整理して業務に生かしたいとお考えの方に向けて、「CSR基礎講座」
を開催いたします。

講座では、気候変動、人権、水、社会貢献活動といったさまざまなCSR活動の
論点から、PDCAやサプライチェーンなど社内外のマネジメント、また、GRIや
ISO26000などといったCSR関連の指標まで、経験豊富なクレアンのコンサルタ
ントが丁寧に解説いたします。
ひとりひとりと顔を合わせながらじっくりお話ができる少人数の講座となって
おりますので、ご関心がありましたらどうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

講座の詳細やお申し込みはこちらをご覧ください。
http://cre-en.jp/library/seminar/141106/


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◇◆ 2. Sustainability Column
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初めまして、李征(りせい)と申します。出身は中国の河北省で、今年、
日本の大学の博士課程を卒業し、クレアンでCSRの推進に取り組んでいます。
学生時代は、中国における日系企業のストライキの問題を中心に中国の労使
関係を研究していました。皆様の事業と日中間のビジネスの更なる発展に、
微力ながらお役に立てればと考えております。どうぞ宜しくお願いいた
します。
 さて、今回は私の母国中国で展開されているCSR活動の概況をご紹介
したいと思います。
まず中国では、一般的にCSRを「企業社会責任」と訳しています。2006年1月
に発布した「中華人民共和国会社法」は中国におけるCSRに関わる法律の
根拠となっています。その「第5条 経営活動の原則」では、「会社が経営
活動を行うに当たっては、法律と行政法規を遵守し…社会的責任を負わな
ければならない。」と定めています。この会社法をきっかけに、国有電力
会社である「国家電網」が中国初のCSRレポートを出しました。以来、国有
企業をはじめ、民営企業や外資系企業が続々とCSRレポートを発表しました。
さらに、2011年5月に正式発表した第12回5ヵ年計画では、中央政府は企業の
社会責任を推進させると表明し、CSRの発展を鼓舞しました。
 法律や政府の動きに合わせ、メディアや研究機関なども評価や研究も進め
ています。たとえば、研究機関では中国社会科学院(CASS)の企業社会責任
研究センターが中国式のCSRレポーティングに関するガイドラインを発行し
ました。また、中国国際貿易経済合作研究院(CAITEC)によるISO認定に
関する研究、メディアとして南方週末(新聞)によるCSRランキングなどが
有名です。これらの評価と研究は一般公開されているため、企業にとっては
宣伝効果をもたらすほか、活動における指針を得ることができます。
 一方、先進国と社会の発展段階が異なり社会のニーズが異なることから、
先進国で有効なメソッドがそのまま中国で生かすことは困難な場合もあります。
たとえば、中国ではストライキが日系企業を悩ます大きな問題となっていま
すが、労働者や地域社会との関係性改善(ステークホルダー・エンゲージメント
の円滑化)が課題解決に向けた重要なファクターとなります。CSR活動の現地
化にあたっては、ぜひ皆様と一緒に課題解決に向けて取り組んでいきたいと
考えております。

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◇◆ 3. クレアンからのお知らせ
◆◇    CSR基礎講座 
      ~ 全体の理解から実践までの手ほどきまで ~
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昨今の企業活動にとり、CSRの実践は必要不可欠なものになっています。

CSRとは、“Corporate Social Responsibility”の略であり、一般的に
「企業の社会的責任」と訳されますが、ところで、CSRとは何でしょうか。
「ここでの責任とは何? なぜ責任があるの?」「誰がすること?」
「誰にすること?」 
こうした点については、本を読むだけでは「よくわからない」「難しい」
という方も多いと思います。

株式会社クレアンでは、このたび企業のCSR担当になったばかりの方や
CSRに関する直近動向をもう一度整理して業務に生かしたいとお考えの
方々を対象として、CSR基礎講座(全二回シリーズ)を開催いたします。
CSR部門に着任されたばかりの方でも、日々の業務にスムーズに入って
いけるように、CSRの基本的な考え方から社内外に向けた実践までの解説
をいたします。

ぜひこの機会をご利用いただき、企業活動にとって必要不可欠なCSRの理解
を深めていただければ幸いです。

講座概要

◆開催日時

  第一回:  2014年11月25日(火)15:00~17:00                
                                           
 
  第二回:  2014年12月 2日(火)15:00~17:00

※2回連続での参加が難しい場合は、第1回と第2回で別の方が参加することも
 可能です。

◆講座内容:

  全二回の講義を通じて、以下の論点に対する理解を深めていただきます。

  <第一回>
  ・CSRとはなにか
  ・CSRが求められる背景
  ・ステークホルダーに対する考え方
  ・さまざまなCSR関連の指標(GRI、ISO26000、国連GC等)
  ・さまざまなCSRの論点(気候変動、人権、水、社会貢献活動等)

  <第二回>
  ・社内外のマネジメント(社内のPDCA、サプライチェーンマネジメント等)
  ・情報開示、コミュニケーション(レポーティング、ダイアログ等)
  ・CSRに関する企業評価(SRI、ESG投資等)
  ・経営や事業への統合(統合報告、CSV等)                   

                                        
          
◆対象:  企業のCSR部署の責任者、実務担当者、新任担当者など。
        
◆定員:  8名(1社について2名様以内でお願い申し上げます。)
      ※定員になり次第締め切ります。定員後お申し込みの方には
      次回の講座をご案内致します。 

◆参加費用:15,000円/人 (※全2回分、税込み)  

◆会場:  株式会社クレアン 東京本社 会議室
        
◆主催:  株式会社クレアン

◆お申込: 下記URLに添付されております用紙に記載の上、お申込下さい。
      http://www.cre-en.jp/library/seminar/141106/ 

◆お問合せ:株式会社クレアン 担当/秋山映美 
      Email/akiyama@cre-en.jp 電話/03-5423-6920

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【 メール情報誌の名称: Sustainability マガジン 】

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