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Sustainabilityマガジン(vol.23)2014.12.16号

クレアン Sustainabilityマガジン vol.23 (2014.12.16号)
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◇◆ 1. ごあいさつ
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いつも弊社メールマガジンをご覧いただき、誠にありがとうございます。
サステナビリティ・コミュニケーショングループの大嶺尊です。

2014年もあと僅かになりました。

さて、先日、ダイアログ・イン・ザ・ダークという体験型のプログラムに
参加して参りました。一言で表現すると、「暗闇で、他者とのコミュニ
ケーションの大切さを感じるプログラム」です。

全体で1.5時間ほどのプログラムですが、完全に光を遮った空間で、案内役
のガイドのもと、さまざまな体験をします。6名程度が1グループになり、
光のある空間から光の無い空間への旅が始まります。

暗闇の中に入ると、視覚以外の、聴覚、触覚、嗅覚、味覚、そして、第6感?
がフル稼働します。

詳細は種明しになるため省略しますが、このプラグラムを受けた結果、
・他者とのコミュニケーションの大切さ
・相手の立場にたつことの重要さ
・人のあたたかさ、仲間の存在のありがたさ
などを強く、認識しました。

この経験は、仕事やプライベートをはじめ、さまざまな場面で活かすことが
できると思います。また、多くの企業で人材育成研修のプログラムとして
取り入れているようです。

百聞は一見にしかず・・・、お仲間と、ご家族と、もちろん、お一人でも
参加可能のようです。場所も都内ですので、参加しやすいかと思います。

ぜひ、皆様も、ご参加下さい!

詳細はこちらです。
http://www.dialoginthedark.com/


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◇◆ 2. Sustainability Column
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少し前に、住宅建材メーカーのLIXIL社が進めている全国各拠点でのコミュ
ニティ・ダイアログのことをご紹介しました。今日はその続きです。

ダイアログは、二ヶ月前に書いたときは56箇所でしたが、その後も進み、
これまでで合計59箇所となりました。これだけの回数なので、私がお目に
かかった方々の数も、地域の方々が約1000人ほど、LIXILの方々も1000人
ほどになりました。

それぞれの地域の課題や、参加される方々の属性などで、議論内容は毎回
異なりますが、全体を俯瞰すると共通するものがやはり浮かび上がってき
ます。

具体的には、地域の方々とLIXILの方々のどちらにとって対話の喜びが大
きいかというと、LIXILの側のほうが大きい、ということを書きます。

地域の方々にとっては、これまで地域の中で無言の巨人のようであった
会社が、素顔を見せ、素の会話をする事で話せばわかる人間同士だなあ、
という安堵を感じるのが一番大きいことです。

一方、対話によってめざましく表情が柔らかくなるのは、工場長や支社長
など、LIXIL各拠点の責任者の方々です。日頃、厳しい自分でなければいけ
ない、と自分を律し、仕事人である自分と生活者である自分は区別しなけれ
ばいけない、と二つの自分を分けている人たちが、対話の中で柔らかい顔に
なっていくのは不思議なほどです。

支社長や工場長の表情の変化から感じられるのは、「普段厳しい会議を
やっている会議室で、街の方々と普通の暮しについて語り合うこの不思議さ
はどうであろう」という初々しい驚きです。

自分の中の異物同士が不思議に溶け合うのを感じるためか、さらに、LIXIL
の社員が同じ感情を分かち合っているのを感じるためか、ほぼ全員が
「今の自分は本来の自分だ」という顔になるように感じます。

コミュニティ・ダイアログの本来の主旨は、地域の事を知り、以後LIXILが
地域に参画するきっかけとする、ということですが、「抑制から解放への変化」
という成果が大変大きいため、これがLIXIL事務局の方々と私の中で、
本プロジェクトを続けていく上での秘めたる原動力となっています。

LIXIL コミュニティ・ダイアログのウェブサイト
工場 http://www.lixil.co.jp/corporate/csr/dialogue/2013/pdf/lixil_area_
dialogue_factory2014.pdf
営業拠点 http://www.lixil.co.jp/corporate/csr/dialogue/2013/pdf/lixil_area_
dialogue_office2014.pdf
ビバホーム http://www.lixil.co.jp/corporate/csr/dialogue/2013/pdf/lixil_area_
dialogue_vivastore2014.pdf

サステナビリティ・コンサルティンググループ 山口 智彦


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◇◆ 3. クレアンからのお知らせ
◆◇     ~  セミナー等のご案内  ~
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~公志園フォーラム リーダーシップの旅を体感する~
「サステナビリティを考える~持続可能な食、社会に向けて~」

日時:2015年1月29日(木)18:30~22:00(受付開始:18:00)
登壇者:西辻一真さん(株式会社マイファーム 代表取締役)
    【マイファームHP】http://myfarm.co.jp/
    小野邦彦さん(株式会社坂ノ途中 代表取締役)
    【坂ノ途中HP】http://www.on-the-slope.com/
定員:80名
参加費:1,000円(当日会場で、現金にてお預かりさせて頂きます)

[会場]特定非営利活動法人アイ・エス・エル クラスルーム
    千代田区紀尾井町4-1 新紀尾井町ビル5階
    URL:http://www.isl.gr.jp/info/access.php

[お問い合わせ先]社会イノベーター公志園運営事務局
 電話:03-5226-6800 / Eメール:2015@koshien-net.jp
 担当:伏木洋平(ふしき・ようへい)、岡田暁子(おかだ・あきこ)




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【 メール情報誌の名称: Sustainability マガジン 】

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