Sustainabilityマガジン(vol.28)2015.5.19号
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┃┗━━┛ クレアン Sustainabilityマガジン vol.28(2015.5.19号)
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┃本メルマガは株式会社クレアンのスタッフと名刺交換させていただいた
┃皆様および配信のお申し込みをいただいた皆様にお届けしています。
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┃1. ごあいさつ
┃2. Sustainability Column :ガバナンス・コードと統合マテリアリティ
┃3. スタッフブログより
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━http://www.cre-en.jp/━
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◇◆ 1. ごあいさつ
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いつも弊社メールマガジンをご覧いただき、誠にありがとうございます。
サステナビリティ・コミュニケーショングループの伊藤佳代です。
風薫る快適な季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今年もクレアンでは各社の2015レポートを読み始めています。現在は海外
企業レポートから読み進めていますが、今年はガバナンス情報の開示に
「新しい風」を感じています。
例えばMicrosoft社。「コーポレートガバナンス」の章で、従業員の倫理研
修の実績データを掲載し「透明性の高い企業統治を実現するため、その基盤
としての『コンプライアンス研修』です」とうたっていました。こういう
ストーリー性、アピール方法はさすが!
(参照:Microsoft 2014 Citizenship Report)
日本企業も、これから秋にかけて「コーポレートガバナンス・コード」対応
の動きが活発化します。CSRレポートでは「コーポレートガバナンスページ
=従来どおり」が多く見られますが、新しい風を感じる優良事例が増えるこ
とに期待しています。「2015レポート動向」速報版は9月中にリリース予定
ですので、どうぞお楽しみに!
またガバナンスコード対応でも随時セミナー開催の予定です。どうぞお気
軽にお問い合わせ下さいませ。
セミナー開催のお知らせはこちら:http://www.cre-en.jp/library/seminar/
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◇◆ 2. Sustainability Column
◆◇ ~ コーポレートガバナンス・コードと統合マテリアリティ ~
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いつもメールマガジンをご覧いただき、ありがとうございます。
統合報告支援グループの伊藤雅和です。
本年3月5日、『コーポレートガバナンス・コード原案』が公表されました。
そしてコードの目的の説明の中で、「本コードにおいて、コーポレートガバ
ナンス、とは、会社が、株主をはじめ顧客・従業員・地域・社会等の立場を
踏まえた上で、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うための仕組みを
意味」するとし、また、「本コードでは、会社におけるリスクの回避・抑制
や不祥事の防止といった側面を過度に強調するのではなく、むしろ健全な企
業化精神の発揮を促し、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を
図ることに主眼を置いている」としています。
一方、2013年12月にIIRC(国際統合報告評議会)から発行された『統合報告
フレームワーク』では、統合報告書の主たる目的として、「財務資本の提供
者に対し、組織がどのように長期にわたり価値を創造するかを説明すること」
とし、また、「価値は組織単独で創造されるものではなく、ステークホルダー
との関係性を通じて創造される」としています。
両方に共通するのは、「長期の企業価値向上(創造)」、「ステークホルダー
との協働」、という2つのコンセプトであり、これらは短期思考、財務のみ重視、
からの脱却という意味を持つものと考えられます。こうした世界的枠組み、国
内における規制が打ち出す方向性は、今後も進むことはあれ、後退することは
ないでしょう。
長期の企業価値向上を、ステークホルダーとの協働を通じて実現していく、そ
のために大事なことは「統合マテリアリティ」の特定と私たちクレアンは考え
ます。コーポレートガバナンス・コードへの本質的対応、長期の企業価値向上
に向けた「統合マテリアリティ」の特定にご関心のある方は、ぜひクレアンま
でお問い合わせいただけたらと思います。
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◇◆ 3. スタッフブログより
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スタッフブログのとりまとめ役をしている町田です。
年始の社内面談で「先に言い訳をつくって挑戦を回避する傾向がある」
との指摘を受けたため、今年は言い訳をしない生活を心掛けています。
先日の健康診断結果についても、一切言い訳はしません。
不摂生ですごい太りました!すみません!
・・・さて。
弊社では社員によるブログ「+Cre-en」を不定期で更新しています。
http://www.cre-en.jp/blog/
ここでは2015年4月の更新分より一部の記事を紹介します。
4月から弊社コンサルティング・グループの李が、中国関連の
サステナビリティニュースの配信も始めています。ぜひご一読ください。
■社会貢献と持続的成長の両立―中国トップバスメーカーの取組
→事業とCSRを両立する中国企業例のご紹介です。
http://www.cre-en.jp/blog/?p=2463
■国務院が「水汚染防止行動計画」を発布
→こちらも中国関連のニュース。さまざまな自然資本の中で、
水に関する課題はいよいよ深刻さを増しています。
http://www.cre-en.jp/blog/?p=2513
■企業は本気のNGOと向き合えるだろうか
→ここからは日本企業の話。ユニクロ下請け工場への告発を
企業の皆様はどのように受け止めたでしょうか。
http://www.cre-en.jp/blog/?p=2470
■気付けばESG投資がすっかり定着していた件
→日本では注目が集まり始めたばかりの「ESG投資」ですが
運用の現場ではすっかり定着していることが判明しました。
http://www.cre-en.jp/blog/?p=2520
■"勝手に"統合報告関連ニュースまとめ
→毎週更新中の統合報告関連ニュースまとめ。
4月はGPIFや経産省など大物どころが主役をはりました。
第4週:http://www.cre-en.jp/blog/?p=2516
第3週:http://www.cre-en.jp/blog/?p=2510
第2週:http://www.cre-en.jp/blog/?p=2467
第1週:http://www.cre-en.jp/blog/?p=2457
本ブログは今後も引き続き不定期で更新していく予定です。
ぜひ一度ご笑覧いただければ幸いです。
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【 メール情報誌の名称: Sustainability マガジン 】
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情報を、隔月を目安にお届けするメール情報誌です。
※ メールマガジンの転送は歓迎です。複製・転載は事前にご相談下さい。
※ このメール情報誌は、株式会社クレアン及び株式会社CSR経営研究所の
スタッフと名刺交換させていただいた方にも配信しております。この
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