Sustainabilityマガジン(vol.55)2017.11.20号
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┃┗━━┛ クレアン Sustainabilityマガジン vol.55(2017.11.20号)
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┃本メルマガは株式会社クレアンのスタッフと名刺交換させていただいた
┃皆様および配信のお申し込みをいただいた皆様にお届けしています。
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┃1. ごあいさつ
┃2. Sustainability Column :SDGsゴール5「ジェンダー平等」について
┃3. イベントのお知らせ:寄付月間イブイベントへのお誘い
┃4. CSV/シェアード・バリュー経営論 ブログより
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━http://www.cre-en.jp/━
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◇◆ 1. ごあいさつ
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いつもメールマガジンをご覧いただき、ありがとうございます。
先日、11月8日に経団連の改定版「企業行動憲章」が発表されました。
http://www.keidanren.or.jp/policy/cgcb/charter2017.html
「(国が掲げる未来社会像)Society5.0の実現を通じてSDGsを達成する」と
いう力強い宣言であり、榊原会長は「企業倫理や社会的責任には十分配慮し
つつ、そうした次元を超えて、国際社会が抱える課題の解決や持続可能な
社会の実現に向けて、企業が主導的な役割を果たしていくことを明示した」
と発言されたとのことです。
http://www.keidanren.or.jp/speech/kaiken/2017/1108.html
日本企業における今後の取り組みの活発化を期待をせずにはいられません。
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◇◆ 2. Sustainability Column
◆◇ ~ SDGsゴール5「ジェンダー平等」について ~
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SDGsのゴール5に「ジェンダー平等」が掲げられていますが、先日11月2日、
世界経済フォーラムより「ジェンダーギャップ指数」報告書(2017年版)
https://www.weforum.org/reports/the-global-gender-gap-report-2017
が発行され、日本のランキングが調査対象144ヵ国中114位(昨年111位)で
あったことが様々なメディア等を通じて伝えられました。
この指数は、ジェンダー間における「経済活動への参画」、「教育水準」、
「健康寿命」、「政治への参画」の4分野14項目の指標における格差を元に
ランキング付けしているものですが、このうち特に日本のランキングを下げて
いる要因は、女性の政治家割合、経営管理層割合、大学等高等教育を受け
ている割合、などとなっています。
http://www3.weforum.org/docs/WEF_GGGR_2017.pdf
The Global Gender Gap Report 2017 pp.190-191
順位の低さから、もしかしたらこうした勝手格付的なレポートに関しては、日本
の本来の姿を反映していないのではないか、というご意見もあるかもしれませ
んが、報告書の中身、データを見ますと、どなたも結果にある程度納得せざる
を得ないのではないでしょうか。
内閣府の男女共同参画局のウェブページには、上記ジェンダーギャップ指数
のほか、「男女共同参画に関する国際的な指数」として以下3つの指数が挙
げられています。
・人間開発指数
・ジェンダー開発指数
・ジェンダー不平等指数
http://www.gender.go.jp/international/int_syogaikoku/int_shihyo/index.html
これらはUNDP(国連開発計画)が発行している人間開発報告書(Human
Development Report)にて公表されている指数です。
http://hdr.undp.org/sites/default/files/2016_human_development_report.pdf
ジェンダーギャップ指数と比較すると、評価項目がよりベーシックな内容の
ため、先進国である日本には相対的に有利な指標となっています。
男女共同参画社会基本法が施行されたのが平成11年。この18年間、本当
に日本は男女共同参画社会の実現に真剣に取り組んできたのでしょうか。
ジェンダーギャップ指数報告書におけるランキング結果は、不都合な真実を
突きつけています。ただ、逆に現在があまりにも遅れをとっている状況である
からこそ、もしこの状況(女性活躍の抑制)を変えることができたのなら、
社会・経済に対して劇的なプラスの変化をもたらすことも可能なのではない
でしょうか。
SDGsに対して、政府、経済界が前向きになってきている今こそ、ゴール5
「ジェンダー平等」を達成すべく、思い切った施策(例えば先の通常国会にて
審議がなされるはずであった「クオータ制」の導入等)の実行に期待したいと
思います。
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男女共同参画社会とは、「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思に
よって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって
男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、
かつ、共に責任を担うべき社会」です。(男女共同参画社会基本法第2条)
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統合経営コンサルタント 安藤正行
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◇◆ 3. イベントのお知らせ
◆◇ 寄付月間イブイベントへのお誘い
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サステナビリティ日本フォーラム(Sus-FJ)は、認定NPO法人取得に向けた
寄付イベントを11月30日に開催します。
また、12月から始まる寄付月間のイブイベントとして、チャリティーパーティー
を併設。社会を良くしたいという思いのある多様なセクターの方との交流や
情報交換の機会を設定しました。
当日は、イベント主催者としてのサステナビリティ日本フォーラムほか、
国内の子供の貧困問題に取り組む「キッズドア」さん、
まだまだ終わっていない熊本復興支援に取り組む「山都プロジェクト」さん、
クリスマスにちなんで「チャリティーサンタ」さん
の3団体をゲストとしてお呼びしています。
今回ゲスト参加いただく3団体の「志」に共感いただけましたら、ぜひ、各団体
へのご寄付も併せてお願いいたします。
お知り合いの方々もお誘いあわせの上、皆さまのお越しをお待ちしております。
■日程:2017年11月30 日(木)18:30~21:00
■参加費:500円、寄付金3,000円/1口(軽食付き)
※内訳として3,000円をSus-FJの寄付とし、500円を諸経費とさせていただきます。
■定員:80人/ 会場:SENQ霞が関
<詳細・申込み>↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/charityparty
■サステナビリティ日本フォーラム(Sus-FJ)につきまして:
2002年設立。当時としては先進的であったマルチステークホルダー方式
(ビジネス、市民団体、労働組合、会計士団体の皆さんと協働)で15年間活動に
取り組んできました。企業が社会の「持続可能性=サステナビリティ」について
考え、目標を立て取組を進めることは、現実というより強い願望と捉えられて
きましたが、Sus-FJを含めた関係者がサステナビリティに関する「情報開示」
と「対話」の2つを軸に努力を続けてきた結果、日本企業のおよそ2,400社が
自社の環境/CSR取組について開示するまでになりました。
(環境省「環境にやさしい企業行動調査」より)
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◇◆ 4. CSV/シェアード・バリュー経営論 ブログより
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弊社のCSVコンサルタント、水上武彦のブログ「CSV/シェアード・バリュー
経営論」から最新記事をご紹介いたします。
グローバル企業は、SDGsを実践する第2フェーズに入っています
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3135#.WgmEfREUldg
BtoB企業もSDGsへの貢献をアピールすべき。クリスチャン・ハンセンの事例から
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3152#.WgmFJREUldg
エーザイが実践するSECI理論は、CSV実現には有効だと思います
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3113#.WgmDKBEUldg
Bean to barチョコとESGを考慮したバリューチェーンの生産性
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3162#.WgmFXxEUldg
長期視点のある企業ほど、普遍的倫理規範「ハイパーノーム」を追求しています
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3109#.WgmCshEUldg
ジョン・エルキントン氏提唱のサステナビリティ経営を考える6つのフレーム(視点)
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3156#.WgmFjBEUldg
企業の気候変動戦略を米海軍から学ぶことができます
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3117#.WgmDZBEUldg
テスラ、グーグルは、災害支援も大胆です
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3121#.WgmDnREUldg
"誰一人取り残さない"ことが、グーグルの成長につながる
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3125#.WgmD-BEUldg
メタンから合成するバイオポリエステルとナイキのフライレザー
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3131#.WgmERBEUldg
機械学習によるピンポイントの農薬散布:ジョンディア
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=3141#.WgmEyxEUldg
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【 メール情報誌の名称: Sustainability マガジン 】
※ 本メールは、持続可能な社会にむけた企業と市民社会の取り組みに関する
情報を、隔月を目安にお届けするメール情報誌です。
※ メールマガジンの転送は歓迎です。複製・転載は事前にご相談下さい。
※ このメール情報誌は、株式会社クレアン及び株式会社CSR経営研究所の
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