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ビジネスと人権セミナー
-市民社会からの期待にどのようにこたえるか-

米国のカリフォルニア州や、英国、フランス、オーストラリア等で人権デューデリジェンスに関する法律が制定され、それらの国で事業を行っている企業は、人権デューデリジェンスに関する情報開示が求められるようになりました。さらに、近年、投資家・ESG評価機関とNGOが協働して、企業の人権に関する取り組みを評価し、業界ごとにランキングを公表するベンチマーク調査が活発に行われるようになりました。
今回のセミナーでは、ビジネスと人権リソースセンター日本プログラムコーディネーターの佐藤暁子弁護士から、KnowTheChainの人権ベンチマークの取り組みや、企業と投資家・ESG評価機関・NGOとの対話やコラボレーションなどについて紹介頂き、市民社会からの期待に企業はどのようにこたえるかということについて、皆さんと一緒に考えます。
本セミナーが、人権問題への対応、サプライチェーンマネジメントの考え方や取り組み内容を見直す機会になればと考えております。CSR部門から、法務部門、そして購買・調達部門など関連する部署の方もお誘い合わせのうえ、是非ご参加下さい。

講座概要

日時 2020年10月15日(木)15:30~17:00
対象 企業のサステナビリティ、CSR、法務、購買・調達部門の責任者、担当者など
定員 80名
※同業他社の方ご参加につきましては、誠に恐縮ながらご遠慮願います。
参加費 無料
会場 オンライン:Zoom(申し込みいただいた方にアクセス情報をお伝えします)
主催 株式会社クレアン
お申込 (受付は終了しました)
お問合せ 株式会社クレアン セミナー事務局
Eーmail/application@cre-en.jp

講師

佐藤暁子(ことのは総合法律事務所 弁護士/ビジネスと人権リソースセンター日本プログラムコーディネーター)
佐藤暁子(ことのは総合法律事務所 弁護士/ビジネスと人権リソースセンター日本プログラムコーディネーター)

上智大学法学部国際関係法学科、一橋大学法科大学院卒業。オランダInternational Institute of Social Studiesにて開発学(人権専攻)の修士号取得。2011年弁護士登録。2017年、バンコクの国連開発計画アジア・太平洋地域事務所でビジネスと人権プロジェクトに従事。認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウのメンバーとして、カンボジアの強制立ち退き問題や縫製工場の労働環境に関する調査、日本企業の人権に関する取り組みについてアンケート調査・報告書の公表。人権方針、人権デュー・ディリジェンスに関する企業へのアドバイスを通じて、人権課題に対する社会全体の認識や取り組みの推進を目指す。HRN事務局次長。

秋山映美(株式会社クレアン コンサルタント)
秋山映美(株式会社クレアン コンサルタント)

明治大学大学院法学研究科修士課程修了(刑事訴訟法専攻)。2003年より国内で人権の取り組みを行っているNPO法人にて、活動推進および広報・ファンドレイジングの担当として勤務。2007年、2008年には国連の条約委員会の報告書審査にオブザーバー参加。2009年から英国の化粧品会社・株式会社にて、CSR部署の立ち上げに携わり、CSR・社会貢献に関する広報、活動推進、CSR調達に関するアドバイス等を担当、マレーシア・サラワク州のプランテーションの現場や国内のオーガニック農場等を視察。2014年よりクレアンにて人権やサプライチェーンマネジメントに関するコンサルティングを担当。