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報告とコミュニケーション
統合報告書の制作
統合報告書については、これから新規に作成を検討している企業、既に発行済みで今後一層の改善を検討している企業など、状況は各社により様々です。新たな分野であるため、未だベストプラクティスが何であるかも明確でなく、様々な企業のベタープラクティスを参考にしながら、自社としての統合報告のあり方を検討していくことが大切だと言えます。そして、そのことは、「自社のあり方」そのものを見つめ直すことに他なりません。
投資家との対話の重要性がさけばれる昨今、ROEの目標など、資本効率や株主還元の目標を掲げる企業が多くなっています。ただし、これらはあくまで株主の視点から見た企業の一面に過ぎません。長期的に持続可能な成長を目指すには、様々なステークホルダーからの支持や協働して価値を創造するプロセスの結果、収益が増加していくという「ビジネスモデル」を考えていく必要があります。
クレアンでは、統合報告書の作成を通じて、そのような「自社のあり方」を見出していくための御支援を行います。
基本的な考え方
- 戦略や財務面の強みと、CSRなどを結びつけた、「長期的価値創造」を発信していくことが求められます。
- そのために、現状把握を踏まえ、非財務視点を統合したストーリーづくりを行い、実際の報告書における表現に落とし込んで行きます。